数珠の選び方について | コラム | 新宿区で実績のある葬儀屋さんなら小さな葬儀屋さんKATO-Funeral Service

お通夜やお葬式に参列するとき、大抵の方が数珠を持っていきますよね。
しかし数珠を持つ意味については深く知らないという方もいらっしゃることでしょう。
では、お葬式の宗派によってふさわしい数珠の選び方はあるのでしょうか？
今回は、「数珠の意味」「数珠の選び方」について紹介していきたいと思います。

▼数珠の意味とは？

数珠は、魔除けの意味を持ち、別名「念珠(ねんじゅ)」とも呼ばれています。
また、持ち主と仏様の懸け橋をもたらすとされており、どの宗派にとっても大切な仏具です。

▼数珠の選び方

数珠の色、素材、大きさは様々あります。
迷ったら、下記の3つの選び方を参考にしてみてください。

■略式数珠を選ぶ

略式数珠とは・・どの宗派でも使える一重の数珠を指します。
また、「片手数珠」とも呼ばれ、短めの作りが特徴です。

■本式数珠を選ぶ

本式数珠とは各宗派ごとに決められた形状で作られた二重の数珠を指します。
玉数は108玉(※)で地域や宗派により細部の形まで細かな決まりがあります。
※108玉の意味・・108玉は人間の願い、欲望、悩みの数を意味しています。
また、持ち主を守り、幸福をもたらすと言い伝えられています。

■性別に合わせて作られたものを選ぶ

略式数珠か本式数珠のどちらかに決めたら、さらに性別に合わせて選びます。
また、本式数珠の場合は地域、性別によって決まった形状があるため両親や親戚に確認してみるといいでしょう。

・男性用の特徴

男性用は、女性用の数珠に比べて玉が大きいのが特徴です。
また、暗めの色で高級感のある天然石が人気です。

・女性用の特徴

女性用は、玉が小さめという特徴があります。
カット玉、ミカン玉や明るめの色や可愛らしい房の形が人気となっています。

▼まとめ

数珠の選び方に迷ったら、親、親戚に宗派を確認してみましょう。
特に数珠の形に決まりがない場合には、略式数珠を選び、好みの色や形、素材を選んでみてください。

気に入ったものを大切に持ち続けることで愛着が湧いてきます。