後飾り祭壇の飾り付けとは | コラム | 新宿区で実績のある葬儀屋さんなら小さな葬儀屋さんKATO-Funeral Service

葬儀が終わった後に自宅に祭壇を飾ることを後飾り祭壇といいます。
しかしどのように飾るのか分からず悩みますよね。
そこで今回は後飾り祭壇の飾り付け方法やお供え物などについてご紹介します。

▼後飾り祭壇とは
葬儀や火葬後、お墓に納骨するまでは自宅に安置しますが、その際に遺骨を安置する祭壇を「後飾り祭壇」といいます。
位牌や遺影、お供えものなどと一緒に設置します。
保管する目的だけでなく自宅でゆっくりと故人を偲ぶ場所を設けるという目的や、弔問客にお参りしてもらう仏壇の役割もあります。

▼後飾り祭壇の飾り付け方法
後飾り祭壇の飾り方や場所などを解説します。

■設置する場所
後飾り祭壇を祭る場所に設置します。
自宅に仏壇がある場合は、仏壇の前に設置しましょう。仏壇がない場合は、西の壁際か部屋の北に祀ります。
また場所を選べない場合は、家族がお参りしやすい場所、生活に支障の無い場所や弔問客を案内しやすい場所に設置すると良いです（大体が葬儀後葬儀屋さんが自宅まで出向いてお飾りします）

■飾り方やお供え物
・仏教の場合
後飾り祭壇は、忌明けの四十九日までの期間中に設けます。
一般的に最上段に遺骨、遺影、白木位牌を飾ることが多いです。
下段にはお線香用品、お供え物、仏飯や生け花などをお供えします。
・神道の場合
一般的に五十日祭の忌明けまで後飾りを設けておきます。
上段には遺骨、遺影、霊璽と榊飾り、中段は三方に入れた徳利、水玉、皿、
洗米、酒、塩、水、榊、お供え物を飾ります。
そして下段には灯明、玉串をお供えします。
（地域等により飾り方は違います）
・キリスト教の場合
キリスト教はとくに祭壇の決まりはありません。
テーブルに黒布または白布をかけ、上段に遺骨、遺影、十字架を飾ります。下段には聖書、献花、生け花を飾ります。
お供え物は好きなものをお供えします。

▼まとめ
後飾り祭壇は、宗教や土地柄によって用意するものはさまざまです。
もし設置場所や飾り付けでお困りがあれば気軽にお問い合わせください。