喪服と礼服の違いについて
葬儀に参列するための服装として「喪服」があります。
しかしスーツには礼服と呼ばれるものもありますよね。この2つには違いがあるのでしょうか?
今回は、喪服と礼服の違いについて解説しています。
▼喪服と礼服の違い
■喪服とは
喪服は、遺族の方が喪に服していることを表す服装のことをいい、葬儀・告別式に出席する際に着用します。
厳密にいうと、喪服も礼服の1つなのですが、ビジネス用で着用するスーツと違い、光沢や模様が無く黒や薄墨色であることが特徴です。
一般的には上下黒で統一され、白いシャツに黒いネクタイ、黒の靴で出席することがマナーです。
■礼服とは
礼服は、冠婚葬祭(結婚式・入学式・葬儀)に着用するフォーマルウエアです。
お祝いの場でも葬儀でも着用できる礼服ですが、ブラックフォーマルとカラーフォーマルというタイプがあります。
冠婚葬祭の「葬」にあたる弔事では喪服という認識になります。
また礼服には格式があり「正礼装」「準礼装」「略礼装」「平服」となります。
礼服はこれらの格式を場面に応じて使い分ける必要があります。次章で詳しく説明します。
▼葬儀の時に選ぶ礼服
礼服には種類があり、それぞれ着用シーンが異なります。
■モーニングコート
昼に着用する正礼装です。結婚式で新郎新婦の父や式典の主催者などが着用することが多いです。
葬儀でも着ることができます。
■燕尾服
夜の正礼装なので葬儀には着用しないほうがよいです。式典や結婚式向けの服装になります。
■タキシード
パーティーや結婚式のイメージがあるタキシード。昼の着用も出来ますが夜の準礼装なので葬儀向けではありません。
■ブラックスーツ
スタンダードな礼服です。昼夜関係なく着用できるので、葬儀や結婚式などさまざまなシーンで着用出来ます。
▼まとめ
冠婚葬祭で着用する礼服にはマナーがあります。
とは言え最近では略式の形が多いですが失礼にならないよう、その場にふさわしい服装を心がけましょう。
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